こんにちは!やくもです^^
今回はジュニアNISAについての簡単な説明と、個人的な運用方法をご紹介します。
子供のためにお金を用意したいと思うのは、子を持つ親なら誰でも考えることだと思います。
そこで活用できる制度のひとつがジュニアNISAです。
さっそく結論【児童手当を使ってジュニアNISA口座で運用する】
「…は?」と思われる方もいるかもしれませんが、自分の出した結論はこれです。
が、現段階で子供が小さい方は、余剰資金がある程度必要です。
詳しく解説します^^
ジュニアNISAって?
ご存知の方も多いと思うので、簡潔に説明します。
- 日本に住所を有する未成年者が開設できる口座
- 売却益や配当金に本来かかる税金が非課税となる
- 非課税期間は5年間だけどロールオーバーすると継続保有が可能
- 2023年まで毎年80万円投資できる(今年と来年で160万円/人が上限)
- 18歳までの払出制限があったが撤廃され、2024年以降ならいつでも払出が可能
子供がいる世帯には嬉しい制度ですね^^
個人的にはiDeCoよりオススメできます。
払出制限が撤廃されたことにより、万が一の時には現金に換えられるというメリットができたためです。
児童手当でジュニアNISA(子供が小さい家庭)
日本国民で子供を持つ世帯には児童手当が支給されます。
所得制限はあるものの、殆どの世帯では3歳未満で15,000円/月・3歳~中学生までで10,000円/月(第3子以降15,000円/月)です。
生まれ月で多少異なりますが、全て合算すると約2,000,000円
ほとんどの方が子供名義の口座で貯金されます。
しかし一般の銀行口座で預金すると利息はご存知の通り超低金利です。

資産運用において、余剰資金は「働いてもらう」が基本です
貯蓄は元本保証の魅力はありますが、逆にいえばそれだけです
長期での運用を前提とするなら株式投資が最適解です
そこでジュニアNISAの活用となるわけです。
ジュニアNISA制度は残り2年で計1,600,000円まで買い付けができます。
そして、児童手当の受給総額は2,000,000円
つまり今年と来年の二年間において1,600,000円の余剰資金がある人なら、前倒しでジュニアNISA口座で投資を始める感覚です。
「一時的に子供に貸す」という感じですね。
口座に入金して定期買付の設定(一括でも可)をしたら、その後の児童手当は親がもらいます。
計算すると
三歳未満:15,000×36月=540,000
1,600,000-540,000=1,060,000
三歳以上:1,060,000÷10,000=106月
106月+36月=142月=11年と10ヶ月
子供が小学生卒業前くらいまで児童手当を親の口座で受給し続けるということになります。
児童手当でジュニアNISA(子供がある程度大きい家庭)
子供がある程度大きい家庭は、すでに児童手当が貯まっていると思いますので、それを使ってジュニアNISAをすぐにでも活用してもいいと思います。
ですが、年齢によっては受験や部活などの出費があると思うので、ここもしばらくは使わないであろう余剰資金のみで投資しましょう。
この手法のメリット
株式投資において、非課税枠を使うのは当然のメリットです。
20.315%の課税は、資産が膨らめば膨らむほど痛恨の一撃となります。
更には、将来的には30%や40%の課税になっている可能性はゼロではないので非課税制度のメリットは計り知れません。
長期投資を行うなら非課税制度は欠かせない存在です。
もうひとつのメリットとして、4ヶ月に一度のペースで返ってくる児童手当でインカムゲイン狙いの高配当株を購入しやすいという点です。
今まで児童手当を貯金に回せていたのならば、返ってくる児童手当は余剰資金になりえます。
そして、生活防衛資金等以外の貯蓄を切り崩しながら高配当株を購入しているという方も多いと思います。
今まで懸命に貯めてきたお金を使うというのは、意外と苦痛を伴います(^^;
しかし、今回の手法は「一時的に大金を子供に贈与して、その後は公的受給を使いながら高配当株が買える」と捉えます。
気持ちとしてはだいぶん楽になると思います。←考え方を変えただけなので個人差があるかもです
それと小さいメリットですが、定期的な子供口座への児童手当の移動作業の手間が省けます。
この手法のデメリット
デメリットももちろん存在します。
1つ目は現在の余剰資金の有無です。
160万円というのは1人あたりなので、子供が2人になると単純に倍になります。
我が家も子供2人なので320万円ジュニアNISAにつっこむ予定です。大金過ぎです。
ただし、これは非課税枠を上限いっぱい使う場合の話です。
別に年間50万円でも30万円でもいいのであって、上限の80万円に縛られる必要はありません。
「余剰資金がそこまでない」という方も、少額でもいいと思います。
そして2つ目は贈与税です。
これはデメリットというより、注意点です。
上記の通り、2年分160万円を一度に子供に贈与すると贈与税が発生します。
これに対しては暦年課税を活用します。
暦年課税は、要はその1月1日から12月31日までの一年間に一人あたり110万円以下の贈与なら贈与税を課さないというものです。正確には110万円の控除ですが。
110万円以下なら申告も不要です。
なので、今年と来年でそれぞれ80万円ずつ贈与しましょう。
最後に
ジュニアNISA制度の買付は、泣いても笑っても来年12月31日で終了です。
積立NISAを満額投資して、子供がいる家庭の次の一手は、間違いなくジュニアNISAだと思います。
前述しましたが、課税率が今後も20%が続くとは限りません。
むしろ将来的には高確率で30%超になってくると考えてます。というか岸田さんがすでに始めようとしてますね^^;
お得な非課税制度はできるだけ活用しないともったいないです。
特にジュニアNISAは期限が迫っているので、今年中には始めるか始めないかだけでも決める必要性があります。
しかし、投資は元本割れのリスクも伴うので慎重に考えて決めましょう。
ジュニアNISAは、我が子に少しでも多くの資産を贈ることができる可能性に期待できるとともに、子供に金融知識を実践的に教えることができる素晴らしい制度です。
ぜひ活用してみましょう!
この記事が、少しでも誰かのお役に立てれば幸いです^^
でわでわ👋
コメント
初めてまして、こんにちは。
私も介護業界で働いている「りゅうたん」と申します。
やくもさんと同じようにFIREを目指し、ブログにて発信しております。
同じ介護業界でブログによる発信者が少ないので、更新を楽しみにし応援しております。
りゅうたんさん、初めまして!
コメントありがとうございます。
同じ介護業界でFIREを志す方からのコメント、とても嬉しいです^^
しかも応援メッセージまで頂けて、恐縮ですm(__)m
できるだけ有益なブログを書けるよう精進いたします!
時間を見つけ、りゅうたんさんのブログも拝見させて頂きますね^^